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先日、マルボロのデザインが変更されていた。 ああ、そういえばあいつ、そんなことも知らないんだ、そういう他愛もない、しかし極めて物騒なことばかり思い付く。
ただのそんなことで毎日が宝石だった日毎を頭から否定してかかられている気分になる。
鏡を見ればひどく疲弊し、二重瞼は重たく開き、常にくまの消えぬ顔がそこにある。
自分は思えばずっと昔の物心がつく頃から息苦しいほど敷き詰められたやりきれない憤りの中で息をしていた。そこから連れ出してくれた彼の鈍く光る髪の色を覚えている。まるで、神か仏のようだった。
不意に、いつも悲しい目をしていて退屈そうだ、世界のすべてに関心がなさそうだと言われたことを思い出す。
あの日吐き出した煙の数まで覚えているんだ。そんなことを思う。
夜の中より余程濃く暗い亡友の目の奥が今でも自分を睨んでいる気がする。
血は水よりも濃いと言う。
宮城の最南の森には流星の町があって、その奥のアシュラムの血溜まりの底で私達は出会った。
血を分けたる仲ではないが、咀嚼した数多の糧が正しく消化され自らを形作る組織になるように、彼女と彼は自分の血肉であった。
生きている真実が自分のこの手の中にあればどこまでも歩いていけたろうに。

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ただのそんなことで毎日が宝石だった日毎を頭から否定してかかられている気分になる。
鏡を見ればひどく疲弊し、二重瞼は重たく開き、常にくまの消えぬ顔がそこにある。
自分は思えばずっと昔の物心がつく頃から息苦しいほど敷き詰められたやりきれない憤りの中で息をしていた。そこから連れ出してくれた彼の鈍く光る髪の色を覚えている。まるで、神か仏のようだった。
不意に、いつも悲しい目をしていて退屈そうだ、世界のすべてに関心がなさそうだと言われたことを思い出す。
あの日吐き出した煙の数まで覚えているんだ。そんなことを思う。
夜の中より余程濃く暗い亡友の目の奥が今でも自分を睨んでいる気がする。
血は水よりも濃いと言う。
宮城の最南の森には流星の町があって、その奥のアシュラムの血溜まりの底で私達は出会った。
血を分けたる仲ではないが、咀嚼した数多の糧が正しく消化され自らを形作る組織になるように、彼女と彼は自分の血肉であった。
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